キューバ研修旅行を終えてから1週間が経ちました。
早く記事をUPしようと思いつつ、溜まっていた仕事を、時差ぼけと疲労の頭で片付けていたら、あっという間に1週間が経ってしまいました。
キューバ研修に行かれた皆様も、ようやく疲れが抜けた頃でしょうか。
今回は10名の生徒さんを引率して行きました。
午前中はレッスン、午後はフリー(一部の人はレッスン)、夜はダンス鑑賞かライブ(自由参加)という、ダンスと音楽の旅でした。
今回の旅は大きなトラブルもハプニングも無く、何度も口にしているのですが、キューバの神様と日本の神様に守られていた様な気がします。
キューバに限った事ではないのですが、見知らぬ国で、10人以上のグループで、何か同じ行動をしようとするのは、割とスムーズに行かないことが多かったりします。
それが今回、引っかからず、ほぼスムーズに行きました。感謝です。
虎の穴コース(笑)の3名(午後もレッスンの人)は、「楽しかった~!」という感想より、別の感想があったようです(笑)。他の方は如何でしたでしょうか?
楽しかった方も、思ったより楽しくなかった方も、きっと両方いらっしゃると思います。
私の感想を先に言ってしまうと、今回のキューバ滞在は、感覚として日本に居るのとさほど変わりませんでした。
キューバだ!というテンションの高さは無く、かといって低くも無く、日本と変わらず「踊りと音楽でどうやって喜んでもらうか」を軸に、あくせく必死に生きていたので、その辺りが変わらない、と感じた理由だと思います。
あと、先入観もさほど無く、割とニュートラルな状態でいたれたのも、あったでしょうか。
キューバとの付き合いも、更に言えば、南米との付き合いもはや10年以上なので知識はありますが、強い思い入れはあまりありませんでした。
どの国も良い所悪い所があり、同様に良い人悪い人がいる。
そんな感じでしたので、がっかりする事も強烈に感激する事もありませんでした。
個人的には、本当にどのキューバの人にも温かく助けられ、また私も出来るだけ助けようとし、心地よい交流が出来ました。
何分私はキューバのダンスと音楽の恩恵を受けている人間なので、いつもキューバに恩返しすることを考えています。
その点で2つほど。
ひょんなことから現地の人とルンバを踊ったのですが、多分楽しんでもらったと思います。
私も楽しみましたし、相手の方もエネルギーを出して踊っていました。周りも多分、喜んで頂いたと思います(単に外国人がルンバを踊っているというのではなく、踊りそのもので)。
本気で楽しんでいる表情を見て取れるのは、幸せな気分でした。
また、トレスを買った先で、トレスを弾かせて貰い、歌も歌いました。
その場にいる人が歌いだし、ちょっとした演奏がすぐ始まります。
日本人がトレスを弾くことも驚かれましたが、モントゥーノがちゃんとモントゥーノであったこと(意味分かるかしら?)、モントゥーノの即興部分をスペイン語で歌ったことで、やはり偉く喜ばれました。
即興は心の声なので、自国の言葉、つまり日本語だからこそ想いが入るという考えも持っているのですが、同時にモントゥーノの素晴らしさは、その言葉のみならずリズムにもあり、それを作り出しているのはスペイン語だからこそとも感じていました。
なので、普段イベントなどで歌う時は、両方やるようにしていました。
それが少し約に立ったようで、ちょっと言葉に出来ない良い空間が出来上がりました。素敵でした。
色々分かったことがあります。それはまた後ほど。
いくつか写真を載せたいと思います。
ハバナの風景
旧市街散策中。大きなコンサートがあり、週末なのにガラガラのカテドラル。
フェエリックス・バロイと。息子さんも歌いました。
バロイの演奏で、踊る生徒さん
レッスン風景その1サルサ
レッスン風景その2ルンバ
レッスン風景その3コンテンポラリー。肩や膝に痣を作りまくりました(笑)
アラゴンも聞けました。
Soryにも会えました。のびのび歌ってましたよん、格好良かったです。
レッスン最終日、今年の演目の一部を、全てセットアップして見せてくれました。
集合写真。何だかホッとした顔していますね(笑)
トレスを売ってくれたミュージシャン。小さな演奏しました。
最後に、森の神様にもご挨拶して来ました。