東京キューバンサルサ主催のYORIKO&HIROのYORIKOです。
昨日の自主保育、いやいや温かかったです。
春が来た!?いえいえ、まだまだ。
でも、ジャケットを脱いでも平気でした。
3歳組の男の子たち、てんとう虫を突付いたり、踏んだりして、潰してしまいました。
「あれ、死んじゃったかな?」「まだ動いてる?」「死んじゃった~、お墓作ろう~」と、嬉々としておりました。
う~ん、こういうのは、本当に難しい。
命の大切さ、な~んて、正論を説いても分りも聞いてもくれないだろうし、推奨するようなことでも、ない。
殆どのお母さんが「自分も見に覚えがある」と言っていました。
こういった行為の中で、どうやって「命の大事さ」をこどもたち自身で気付いてもらえるよう、大人が寄り添うか。難しいところです。う~む。
今夜のラスリサスは、のんびり、でもずっとお客さんの絶えない感じでした。
火曜日は、賑やかですね!
時折、女性の方から(生徒さんに限らず)、
「サルサ(踊り)をそこまで本気でやっている訳では無い」
というコトバを聞きます。
面白いことに、このコトバは男性より女性から伺うことが多いです。
趣味で楽しく踊りたいだけ、他の趣味があるから、時間があまり無い、色々な状況は推測出来ます。
男性は、そもそもペアの構造上、すぐ楽しくはなりません。リードをする関係上、最初の3ヶ月~半年は、楽しくないのではないでしょうか(笑)。
「(サルサにおいて)男性は大変ですね~」
これも女性から、良く聞くセリフです。
個人的感覚からすると、男性のほうが女性より、ダンスが伸びる傾向にある気がします。そして、意識の変化もある気がします。
最初から(リードをするという)ハードルが高いせいでしょうか、苦しくても辛くても、楽しくなるまで続けようという意思というか、諦めというか(笑)、覚悟がある程度あるようです。
一方女性は、最初から割りと楽しくなれるので、楽しくなくなると、踊りに対するモチベーションを保つ&探すのが、難しいようです。
「楽しく無くなってまで、踊りってやるものなの?」という感じでしょうか。
それをパートナーに話したところ、パートナー曰く、
「女性は自分をマイナスの位置に置けないから。」
そのこころは?
「男性は(自分は)まだ足りないというマイナス位置の意識があって、せめてゼロにしたい、そんな想いがある。女性は自分をゼロ以下にしたく無いし、プラスの位置だという意識がある。だから努力するし、頑張った分自分は成長している筈だと思っている。」
う~ん、同感です。思い当たるフシがありすぎる。女性はプライドが高いです。
男女で括れるわけでもありませんし、絶対ではありませんが、表現分野において、女性より男性が活躍しているのも頷けます。
故マイケル・ジャクソンさんの「This is it!」を見た生徒さんは多く、「あれだけの立場であるマイケルの、スタッフや周囲に対する気遣いや優しさに感動した」という感想を割りと聞きました。
マイケルさんの様な方たちは、マイナスの位置の意識があると思います。「まだ自分は足りない」、と。
そんなキモチと戦いつつ、トップを走らなければならない。ああいった立場の方が、そうそう他者にこころを許せる筈も無く(ヘタな振る舞いをすれば、すぐゴシップですしね)、慎重に慎重を重ね、優しさを持って接する。全くもって孤独な立場。しかし華やかな立場で何万人もの人を喜ばせる。ある種、狂気の沙汰です。トップ・アーティストたちのドラッグの噂が何故絶えないのか、マリリン・モンローもそうでした。
若干話が逸れました。
男性はサルサや踊りによって成長・変化しているようですが、女性はそのような変化を、中々(私個人は)見られていない気がします。
女性が踊りで変化するには?
私が思うに、男性を育てれば良いのだと思います。男性を育てることで、女性は成長するのだと思います。
踊りを他の人と競うだけでは、踊りは良くなりません。女性がダンスで伸びるのには、男性を育てること!だと思います。
ペアダンスは、うってつけです。これが唯一の方法だとは思いませんが、あまり他に浮かばないのです(男性の様なマイナスの意識を持てない限り。でもそんな女性は、滅多にお見受けしないのです)。
女性の踊り手の方々、是非男性を育てて下さい。それは恋人であっても、そうでなくても、構わないのです。
1人でなくとも良いのです。2人でも3人でも!
せっかく踊りと音楽には、チカラがあるのです。女性の方、踊れる時間はそう長くはないのです。是非素敵な踊り手になって頂きたい!そのお手伝いを、精一杯させて下さい。
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